引っ越しの挨拶品は、高すぎず安いものを選ぶと無難です。
また、相手のことを考えて、消耗品にするのが良いでしょう。
変なものを貰っても処分に困るので、相手が使いやすいものを贈ることが基本となっています。
日常消耗品の場合は、使えばなくなっていくので、相手に気を遣わせることもなくなりますよ。
高すぎない安めのもの
引っ越しをする時、挨拶をしないという方も多いですが、近所との関係はしっかり良い状態を保っておきたいものですよね。
近年の若い人達は、比較的挨拶をしないという方も多くなってきています。
それでも、やはり隣同士助けが必要になることもありますし、暮らしていく中で迷惑をかけてしまうこともあります。
そのため、挨拶品は贈っておくことが望ましいです。
貰うと嬉しいですし、「この人なら信用できそうだ」と思われた方が、やはり気持ちが良いものです。
そこで、選び方のポイントですが、まずは高すぎず安めのものを贈ることをおすすめします。
基本的に高すぎるものを貰っても、相手は困惑してしまうだけです。
逆に安すぎるものも貰って嬉しいものではないかもしれません。
ただ、高すぎるよりは、安めのものの方が喜ばれます。
相手に気を遣わせることもないので、選ぶ時には比較的安いものを選ぶように心がけると良いですね。
特に金銭感覚がしっかりしている人だと、高いものの方が良いと思いがちですが、それは間違いです。
例えば、いきなり引っ越しして来た方にブランドもののバッグや食器を貰ったらどうでしょうか。
嬉しいというよりも、驚きの方が大きくなると思います。
それでいて、あとから「こんなに高級なものを貰ったら、何かお返しをしなくてはならないのでは」と考えてしまうのが日本人の特徴です。
お返しを貰うつもりが無くても、高級すぎるものを贈れば、当然相手には気を遣わせてしまうこととなります。
安いものをもらって「これ安いものだな」と思う人はほとんどいません。
何より挨拶に来てくれたという嬉しい気持ちで十分なくらいです。
だからこそ、挨拶品に関しては安くて十分なのです。
ただ、安くても貰って困るようなものは避けましょう。
日常生活で使いようのないものだったり、趣味が悪いものだったりすると、貰った側としても嬉しくはないです。
貰って嬉しく、なおかつ価格に関しても安めのものが定番と言えるでしょう。
おすすめのものとしては日常生活で使えるようなものです。
タオルでも良いですし、石鹸などでも喜んでくれるはずです。
逆に使い道のないようなオブジェやアンティークの家具など、通常では考えられないものは渡さないのが得策です。
やはりもらった方も素直に喜べるものを贈るのが、挨拶品で重要なポイントと言えますね。
高いものを贈った方が良いと思っている方は、今一度考え直すことが必要です。
自分のためではなく、貰う人の気持を考えてみましょう。
残らない消耗品
引っ越しの挨拶品は、基本的には残らない消耗品などが良いです。
日常生活で使えて、なおかつ残らない消耗品を選ぶようにしましょう。
そうすれば貰った人も使っていけるし、何より家に残ることがないので迷惑になることもありません。
日常的に使えるので、相手の生活にも良い影響をもたらすことができますし、何より役に立てるはずです。
消耗できないもので、なおかつずっと残っていくようなものだと、相手もどうすれば良いかわからなくなってしまうかもしれません。
放っておくわけにもいかず、どうすれば良いのかと処分に困る人も多いです。
そういったこともあるため、引っ越しの挨拶品は消耗品が良いのです。
例えば石鹸やシャンプー・リンスだったら、使い道もあるし、消耗品なので貰って困るということはありません。
ただ、石鹸などに関しては匂いの関係もありますし、利用者によってはこだわっているという方も多いので、髪質に合わないものを上げるとちょっと困らせてしまうかもしれません。
無難な消耗品としては、日常生活で問題なく使えるものが良いですね。
食器用洗剤や洗濯用品などは無難だと言えるでしょう。
もちろんもらった方も嬉しいはずなので、積極的に渡していきたいものだと言えますね。
実際、多くの方が利用しているので、間違うということはないはずです。
料金についても安く手に入るので、渡す方も貰う方も気兼ねなく利用することができます。
上手に活用すれば、その分最適な形で挨拶もできるでしょう。
その他、無難にお菓子を送るという手もあります。
予算も500円以上で1000円以内に抑えることもできて良いです。
飲食物の場合はすぐに食べることもできますし、場合によっては知り合いに配ることもできます。
もちろん人によって好き嫌いがあるかもしれませんが、お菓子を貰って困るという方は少ないのではないでしょうか。
上手に使って行けば、まずもって嫌な顔をされるということはなくなります。
むしろ貰って嬉しいものですよね。
贈りものをする時は、相手の生活を思い浮かべて贈るようにしましょう。
相手が喜ぶ顔を想像して選べば、まずもって間違いになることはありません。
ただ、高級品だから喜ぶということではないので、できるだけ相手の生活に負担をかけず、なおかつ挨拶もしっかりできる程度のものが良いです。
ここでは消耗品として紹介しましたが、お菓子などの手軽なものも良いと言えます。
それぞれ選んで贈ってみてはいかがでしょうか。
万人受けするもの選ぼう
挨拶品を贈る時、やはり万人受けするものは外せません。
万人受けするものだったら、まずもって間違いになることはありませんよね。
より個性を出したいという方もいますが、こういった場では、個性は考えない方が良いです。
どこまで無難なものを贈れるかという点が重要となってくるので、その点を考慮して贈ることが重要なのではないでしょうか。
あまり個性的なものを貰っても、相手は嬉しくありません。
むしろ、「ちょっと変わった人が引っ越してきたな」と警戒されてしまうかもしれません。
重要なのは万人受けするものだということ。
日常品だったり、生活用品だったり、お菓子だったり、それぞれの生活に合わせたものを贈るのが良いです。
たまに変わった雑貨を贈る方がいるようですが、雑貨は貰っても嬉しくないことが多いですし、自分の趣味を押し付けてはいけません。
自分が良いと思っていても、相手にとっては「これ何に使うのだろう」と困惑させてしまうことにもなるかもしれません。
自分の価値観と、相手の価値観は違うので、それによって選ぶものも変わってくると思います。
それ自体は特に問題はありませんが、一番良くないのが、自分の趣味を押し付けたり、相手の気持ちを考えずに挨拶品を贈ったりすることです。
これに関しては、本当に辞めた方が良いです。
貰った方はもしかしたら処分してしまうかもしれませんし、処分するとは言っても心を痛めてしまう方も多いです。
せっかく挨拶に来てくれた人から貰ったものを捨てるということもなかなかできません。
だからこそ、万人受けする日常生活で利用できるものを選ぶのが良いです。
消耗品であれば、使って行けば必ずなくなっていきます。
変なものを渡すくらいなら、筆記用具や文房具の方がまだ良いと言えます。
相手が持っていて困るものなどは、渡さないことが重要ですね。
特に近年は特殊な個性を持った人も多くなっているので、渡すものをプレゼントだと勘違いしている方も多いです。
挨拶品は、あくまで挨拶をする時に添えるものであって、それ自体がメインになるということではないです。
プレゼントでもないので、相手が日常的に使える消耗品を選んでおくようにしましょう。
そうすれば、まずもって大きく失敗するということはないでしょう。
上手に使って行けば、まずもって困らせてしまうことは避けられるはずです。
その点も十分考慮して、相手が貰って嬉しいものを選んでみてはいかがでしょうか。