引越しをするときは、ガスの手続きも進めなければいけません。
東京ガスを利用している人は、利用停止と利用開始の手続きに取り組む必要があります。
とても大切なので、前もって内容を確認しておくようにしましょう。
引越しの時の手続き
東京ガスを使用している人は、引っ越しをするときにいくつかの手続きをしなければいけません。
これまで住んでいた物件のガスを停止する手続きと、これから住むことになる物件のガスを開始するための二つの手続きがメインとなっています。
契約内容に変更があったり、古くなった機器を買い替えたり、新しい製品を購入して使用し始めたりする場合は、さらに別の手続きも進める必要があります。
東京ガスは、毎日の生活に決して欠かすことが出来ないガスというライフラインです。
引っ越し時期はどうしても忙しくなってしまい、これらの手続きを忘れてしまったり、後回しにしてしまったりすることがありますが、これは後から非常に困ってしまう場合もあります。
諸諸の手続きに時間がかかる場合もありますし、自分が気づいたときは対応時間外であったりすることもありますよね。
繁忙シーズンであれば、申込みをしてから実際にガスが使用できるようになるまで時間がかかってしまう可能性がないわけでもありません。
引っ越しの準備をはじめたら、東京ガスの手続きも同時に意識し、内容をきちんとチェックするようにしておきましょう。
忙しい人には、インターネットを活用した申込みが便利ですよ。
電話の対応時間外でも利用できるので、各種問い合わせや申し込みが場所や時間を選ばずに進めることが出来ます。
まずは申込みをする前に、東京ガスの電気とガスの供給エリアをチェックしておくと良いでしょう。
現住所でガスを利用している場合、新住所でガスを利用する場合など、条件によっては手続きの種類が減ることもありますね。
また、契約によっては申込み方法が制限される場合もあります。
まずは自分がどのような契約をしているのか、その上で今後どのように東京ガスのサービスと付き合っていきたいのかを内容としてきちんと理解しておくのも大切でしょう。
各種キャンペーンを上手に活用するのも必要です。
ガスだけを利用している人が、電気も同時に申し込むことでお得になったりするキャンペーンなど、各種便利なシステムが多数取り入れられています。
自分の利用状況によっては、契約内容の見直しをした方がより適していることは多いですよね。
しかし、普段の生活ではチェンジしたいと思っていても、なかなか実践まで持っていくことが出来ないという人も多いでしょう。
引っ越しは、ガスをはじめとしたライフラインを見つめなおす絶好のタイミングでもあるのです。
利用停止時の手続き
引っ越しをするときに、東京ガスの利用者はまず利用停止の手続きをすることになります。
実際にガスを止めるための作業を行うのは東京ガスから委託を受けた、専門のスタッフとなっています。
この作業自体に支払わなければいけない費用が発生することはありません。
まずは申込みから始めましょう。
事前に各種確認事項はチェックして、準備をしておくようにしてください。
契約をする人の名前や、お客さま番号などが必要になります。
このお客さま番号は、毎月届けられているガスの使用量のお知らせに記載されています。
その月にかかった費用なども記載されている検針票ですね。
もしもこの番号がわからなくなってしまった場合は、振替に使用している口座やクレジットカード番号から検索することが出来ます。
これに加えて、ガスの使用を中止する住所と電話番号、さらに引っ越し先の住所と電話番号も必要になります。
申込みをする際には、一戸建てやマンション、アパートのような建物の形態も申請してください。
実際にガスを止めてもらう日の希望日も、申込み時に申請します。
基本的には、土日や祝日などの休日も含めて、年中無休でスタッフが訪問してくれる仕組みになっています。
三時間ごとの希望時間帯も申請することが出来、朝は九時から、夜は平日が十九時まで、休日は十七時まで申請できるようになっています。
そのため、日中は留守にしている人や、早い時間は出かけている人でも安心ということになっているのです。
このガスを止める作業自体は、基本的には立ち会いは必要ありません。
ただし、オートロック形式の建物をはじめとした、ガスメーターがある場所までスタッフが入れないような場合は立ち会いが必要になってきます。
管理スタッフなどの代理の人がいる場合は、そちらに依頼してしまうことも可能です。
実際にガスの栓を閉じる作業は、十分程度という比較的短い時間で終了するようになっています。
料金の精算は、中止直前の検診日の次の日から、使用中止の当日までの日数と使用量で計算される仕組みになっています。
また、引っ越しを機会に、各種ガス機器の取り外しや処分が必要な場合は、東京ガスにそれらを申し込むことも可能です。
これはガスの閉栓作業とは別のスタッフが取り外しに訪問する仕組みになっていますね。
このサービス自体は有償になっていますが、自身による取り外しなどに不安がある人は依頼するパターンも非常に多くなっています。
利用開始時の手続き
引っ越しをし終わって、新たに東京ガスを使用する場合は、ガスの開栓作業が必要になります。
これは東京ガスから委託された専門のスタッフによって行われ、さらにガスを安全に使用するための環境確認もすることになりますね。
このガスの使用スタートのために手続き自体に費用がかかることはありません。
まずは引っ越し先の物件が、東京ガスの都市ガスかどうかを確認しておきましょう。
基本的には公式ホームページの供給エリアで確認することが出来ますが、エリア内であってもプロパンガスを使用している建物もあります。
不明な場合は、不動産会社や管理会社等に問い合わせておきましょう。
その上で、契約する人の名前や住所、電話番号などの情報を準備して申込みです。
使用開始日と訪問の希望時間帯も申請することになるため、早めに計画しておくのが良いでしょう。
引っ越しをしてから、ガスを使えない日が続いてしまうと困りますからね。
また、引っ越し先で使用する予定のガス機器がある場合は、それらの手続きもできるように準備しておくのがおすすめです。
基本的には、ガスの開栓手続きは、年中無休で作業してもらえるようになっています。
午前九時から午後十九時まで対応時間もあるため、自分の都合に適したところで申し込むと良いでしょう。
ただし、作業者のスケジュールによっては、希望通りの日程で作業できない場合があるので注意してください。
特に引っ越し関係の繁忙期などは需要が増すので気を付けたいところですね。
インターネットか電話で申し込むようになっています。
ガスの使用開始の手続きは、本人の立ち会いが必要になります。
ただし、本人の立ち会いが難しい場合は、使用するガス機器があればそれを用意して、代理人に依頼することも可能です。
その際には、東京ガスからの派遣スタッフからの説明をきちんと利用者本人に伝聞してくれるように話をしておきましょう。
実際の作業の流れを確認してみましょう。
まずはガスメーターの栓を開けます。
そのあとは室内で点火の確認実験をすることになります。
また、このタイミングでその他のガス機器の動作も確認することになります。
風呂釜や湯沸かし器をはじめとして、コンロやファンヒーターなど、すべてのガス機器を準備しておくようにしましょう。
排気ガス内の一酸化炭素濃度を測定する場合もあるので、ガスを安全に取り扱うためにとても重要なポイントとなります。
測定結果によっては、機器を使用しない方が良い場合もあります。