水道局への水道中止申込み手続はなるべく一週間前に行うのがベストです。
また、支払い方法については現地で日割り計算してその場で現金払いしたり、口座振替や請求書の送付などを選べます。
中止申込み連絡のタイミングには注意しましょう。
使用停止の手続き
引越しの準備と聞くと荷造りや業者の手配を真っ先に思い浮かべる方が多いと思いますが、実際にはほかにもいろいろな準備をしなくてはなりません。
スムーズに引越しを済ませたいのなら段取りが大切ですから、できるだけ計画的かつ段取り良く引越しを進めるようにしましょう。
今住んでいる住宅からよそに引越しするというケースだと公共料金の手続きもしなくてはなりませんが、水道局への手続きはどのようにしたらいいのかと頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここでは引越しに伴う水道局への手続きについてお話します。
今住んでいる住宅からよそに引っ越す場合は水道の使用中止手続を行う必要があります。
これをしないといつまでも水が使える状態になりますし、契約者の名義はアナタになっているわけですからいつまでも水道料金を支払い続けることになるでしょう。
そのようなことにならないよう、引越し前には必ず水道局に使用中止に申込みをしなくてはなりません。
どこに連絡すればいいのか分からないという方も多いかもしれませんが、基本的には水道局や市区町村役場の水道課に連絡すれば大丈夫です。
水道の使用停止手続きのための連絡ですが、伝えなくてはいけないことがいくつかあります。
まずは契約者である自身の名前と現在の住所、検針票に記載されているお客さま番号、使用中止の希望日、引っ越し先の住所と電話番号などを伝えます。
電話による連絡もできますが、現在ではインターネットを利用してウェブ上から手続きが可能となっていますから、ウェブで手続するのも良いかもしれません。
いつも仕事の帰りが遅いという方はウェブの方が便利でしょう。
しかし、お客さま番号が分からない場合はウェブからの申込みができないこともありますから注意しましょう。
先ほども言ったように、水道の使用停止手続きをしないともう住んでもいない住宅でいつまでも水が使えるような状態になっています。
水道は使わずとも基本料金が必要となりますから、契約を解除するまで基本料金を支払い続けることになるのです。
これは非常にもったいないですから、しっかりと中止の申込みをしたうえで新居へ引越すようにしましょう。
また、当然ですが引っ越し元の水道使用中止を申し込むのはもちろんですが新居の水道開始申込みをすることも忘れてはいけません。
これを忘れてしまうと新居で水を使うことができない、ということになってしまいますから注意が必要です。
水道料金の精算方法
今住んでいる住宅から引っ越すとなると水道の停止を申込みしなくてはなりませんが、今まで使った分の料金は当然支払うことになります。
水道料金には基本料金のほかに利用した分のお金を支払わなくてはなりませんが、このお金をどのように精算すればいいのだろうという疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
今まで何度か引っ越しを経験したことがあるという方ならまだしも、初めての引越しなら少々分かりませんよね。
まず、引越していく部屋の料金はそこを出ていくまでの料金を日割り計算して支払うことになります。
一ヶ月分まるまる支払わないといけないのか、と不安に思っていた方もいるでしょうが、実際にはそんなことはありません。
きちんと日割り計算してくれますから安心です。
支払いの方法もいくつかありますが、一つには現地で支払う方法があります。
引っ越しをする当日に水道局員の方に来てもらい、そこで水道メーターを検針してもらって料金を計算してもらうのです。
水道局員がその場で料金を日割りで計算してくれますから、そのまま現金で支払うことが可能です。
ただし、現地生産を希望する場合は事前の予約が必要となるケースがほとんどですから注意しましょう。
口座振替による支払いもできますから、わざわざ水道局員に来てもらうのも悪い、と思ってしまう方にはオススメです。
また、引越しの当日などはいろいろバタバタしていることが多いですし、口座振替のほうが何かと便利かもしれません。
ただし、これは引っ越し先でも同じ水道局が管轄しているケースに限ります。
引越し先で今までとは違う水道局のお世話になる場合はこれができないこともありますから注意しましょう。
これは水道局によって対応が変わってきますから事前に連絡して聞いておくと良いかもしれません。
どうしても引越しの当日は忙しいので現地で支払うことができない、というケースもあります。
しかも引っ越し先で今までとは違う水道局を利用するとなると口座振替もできません。
このようなケースだと引越し先に請求書を送付してもらえますから、後からゆっくりと支払いを終えることができます。
引越しする当日は何かと忙しいものですし、財布を持っていないということもありますよね。
新居に請求書を送ってもらえるのなら後から買い物のついでなどに支払うことができますし、こちらの方がオススメかもしれませんね。
どちらが自分にとって都合が良いか考えて選びましょう。
水道局への連絡のタイミング
水道の手続きをしないことには引っ越しが完全に終わったとは言えません。
また、新居に引っ越してから「水道を止めていない!」と気づく方もいますし、あとは荷物を運び出すだけという段階になって「水道の連絡をするのを忘れていた!」となることもよくあることです。
引っ越しというのは一年のうちに何度もするものではありませんし、どうしても電気やガス、水道などの手続きを忘れてしまいがちです。
あまりギリギリになって連絡してしまうと余分なお金を支払う羽目になることもありますから注意しましょう。
では、引っ越しするにあたっていったいいつ水道局へ中止の申込み連絡を入れたら良いのでしょうか。
これは水道局によって多少違いがあるものの、だいたい引っ越しを決行する1週間前までにしておくべきです。
最低でも住宅を引き払う2~3日前と言われていますが、さすがにこれでは余裕がなさすぎます。
後は荷物を出すだけという段階ではほかにもいろいろとやることがありますし、バタバタしていることも多いですからできるだけ一週間前をめどに連絡を入れておくと良いでしょう。
カレンダーなどに連絡する日を分かりやすく印をつけておくと良いですね。
あまりにも早い段階だとタイミングが悪いですし、ギリギリになったらそれはそれで問題があります。
早いのはまだしもギリギリだといろいろな意味で問題ですから、余裕を持って計画的に手続きの連絡を入れるようにしましょう。
また、日曜や祝祭日には受け付けていないケースもありますから注意が必要です。
いつ引越すかということが決まったら電力会社や水道局に停止申し込みの連絡を入れる日も決めておきましょう。
うっかり忘れてしまうことが多いですから忘れないように注意しなくてはなりません。
使用停止の手続きは何も電話でしかできないわけではありません。
毎日自宅に帰ってくるのが遅いので電話を入れることができない、という方もいるかもしれませんが、水道局は基本的にどこも公式のホームページを運営しています。
サイト内のコンテンツには水道中止申込みができるところもありますから、そこから申し込みをすることが可能です。
なかなか時間の都合上電話ができないという方はインターネットを使って申込みすると良いかもしれません。
パソコンがない場合でもスマホや携帯電話があれば申し込みはできますから、電話ができないという方はこちらがオススメです。
引っ越しまでに忘れないように手続きしましょう。