引越しの荷造りは、軽いものと重いもの、貴重品などに分けてまとめておきましょう。
また、それぞれに分けた場合も、本なら本、衣服なら衣服というようにまとめておくと、引越し先でも楽に取り出すことができますよ。
軽い物の梱包
引越しをする時、軽い荷物をどのように梱包するか迷っている方も多いのではないでしょうか。
軽い荷物の場合、細々としていることが多く、荷造りも大変ですよね。
実際、荷造りに失敗してしまう方も多いです。
軽い荷物の場合は自分で運んでも良いのですが、業者に任せる方が安心です。
そこで、ここでは引越しの際の軽い荷物の梱包方法について紹介します。
これを知っておくだけで、荷造りがとても簡単になるので、しっかり読んで参考にしてください。
まず、軽い荷物にはどんなものがあるのか考えてみましょう。
電子レンジや洗濯機、炊飯器などは重くて大型の家具や家電になりますよね。
基本的に大型家具や家電の場合は、重い荷物に分類できるので、その点に関しては他の項目で説明します。
軽くて細かい荷物と言えば、例えば子供のおもちゃだったり、ゲームや本、DVDだったり様々なものがありますね。
その他、仕事で使う書類やファイルはもちろん、日常生活で使う洋服関連も軽い荷物に含まれます。
これらの荷造りをする時は、まずそれぞれのジャンルに分けましょう。
本にも雑誌から新書、実用書、漫画まで様々なものがあるので、わかりやすいように分けておくと後々引っ越した先で簡単に本棚に並べることができます。
衣服に関しても、ジャンルに分けておくと引越し先で簡単に収納できるので、それぞれの段ボールを用意して、何が入っているのかをわかりやすくしておくと良いです。
テープなどを貼って、そこに「本」や「衣服」と書いておくと良いですね。
基本的に、細かくて軽いものに関しては、大きなダンボールにまとめて入れるのがコツです。
軽いものをそれぞれのダンボールに入れて運ぶと、手間もかかるし、何よりかさばります。
業者は重い荷物運びに慣れているので、軽いものを集めて、一定以上の大きさの段ボールを作りましょう。
そうすれば、業者としても運ぶ回数が減り、スタッフに喜ばれることでしょうね。
軽い荷物の中でも、重さがあるのでそれぞれダンボールにまとめて入れる時には、順序に注意しましょう。
例えば、本などの比較的形が整っていて、まとめられるものは下の方、おもちゃなどのごちゃごちゃしていて形も異なるものは上の方にしましょう。
それぞれ軽いものに関しては壊れやすいものもあるので、大切なものは一つ一つ梱包すると、引っ越しの際に壊れているということは避けられます。
近年の引越し業者の場合は、そもそもそういった壊れる失敗というのは少なくなっているので、安心して荷造りしましょう。
重い物の梱包
引越しの際に、どうしても出てくるのが重い荷物です。
この梱包が厄介なこともあり、荷造りの段階で迷ってしまっているという方も多いかもしれません。
基本的に重いものの梱包に関してもコツがあるので、そちらを確認しておいてください。
どちらかというと、この重いものの梱包で失敗してしまっている方も多く、引越しスタッフも「厄介だ」と思ってしまう状況が生まれてしまっています。
そういった物でもプロなので運べますが、基本的には、運びやすい状況を作ってあげることが重要です。
まず、重い荷物もそれぞれジャンルによって分けましょう。
家電などはコードなどの細かいものとセットになっているので、小物を無くしてしまわないように注意することも重要です。
基本的にコードなどは、本体にテープ等で貼りつけておくなどの対処をしておけば、失敗することはなくなります。
引越し先で「コードがなくて電源が付けられない」となれば厄介ですので、荷造りの段階でそれぞれまとめたセットを作っておくと良いです。
特に近年多くなっているのが携帯電話の充電器や家庭用ゲーム機のコードが紛失するケースです。
充電器やコードなどはそれぞれの本体と合わせてまとめておけば良いものの、中には驚くような荷造りをしている方もいます。
コードならコードだけをまとめている方もいるので、それは逆にわかりにくくしてしまう原因となります。
引越ししてからのことも考えて、どのようにすれば新しい生活に、すぐ移行できるのか考えて荷物をまとめていきましょう。
なお、重い荷物に関しては、小さい箱に入れて小分けにしておくことが重要です。
軽い荷物は一つのダンボールにまとめていたと思いますが、重い荷物に関しては小分けにしておくことが重要です。
「重いものほど小さい箱、軽いものほど大きな箱へ」を徹底して荷造りするだけで、基本的に失敗することはほとんどなくなります。
重たいものは、運ぶ時のことも考えて、ある程度小さくまとめておくと楽です。
引越し業者を使う場合も、ある程度コンパクトにまとめておくと、スタッフにとっては嬉しいですね。
逆に重たいものなのに、一つのダンボールにまとめておくと、引越し業者でも厄介な荷物になってしまうかもしれません。
その点は良く考えて荷造りしていくことが必要です。
目安としては、成人男性が一人で運べる程度の重さに調節しておくと、荷物で失敗することはなくなるでしょう。
その点も考えて、怪我しない程度の重さの荷造りが必要です。
貴重品の梱包
引越しにおいて、とても多いのが貴重品での失敗です。
貴重品は手荷物として持っていけば良いのですが、中には貴重品であっても業者に運んでもらわないといけないものもあります。
そういったものの梱包に関しては、十分気を付けておくことが必要となります。
基本的に持ち運べるものに関しては自分で運び、その他のものは業者に依頼することとなります。
そのことを頭に入れた上で、適切な荷造りをしていくと失敗することは減らせるでしょうね。
まず、気を付けてもらいたいのが貴重品の紛失に関して。
貴重品というのは、大きさも様々で大きなものから小さなものまであります。
特に小さな貴重品に関しては、引越し先で「あれ?どこにいってしまったのかな」といった状況になることがあります。
家の荷物を一斉に運び出すわけですから、当然貴重品が紛失してしまうリスクも「ない」とは言えないということです。
もちろん業者はそういったことが無いように、しっかりと対応してくれます。
特に気を付けておきたいのが個人で引越しをする場合です。
安上がりということもあり、友人などに頼んで荷物を運んでもらうこともあるでしょう。
仕事ではなく、友人同士や仲間同士で荷運びをしていると、どうしても油断してしまうものです。
気づいた時には、貴重品がどこかに消えてしまっているかも知れません。
当然、そこからなくなるということはないので、どこかにはあるはずなのですが、不思議なことに貴重品が出て来なくなることもあるのです。
また、全ての貴重品に言えることとして、破損の危険性も考えましょう。
特に個人で行う場合は、この破損トラブルが非常に多いです。
貴重なものに傷が付いてしまったり、壊れてしまったりと、せっかくの新生活を台無しにしてしまうこともあります。
業者を利用すると、そういった貴重品に関しては個別に梱包してくれますし、何より破損の心配や紛失の心配も少ないです。
上手に業者を使って、トラブルが一切ない引越しをしたいものですね。
もちろん業者はプロですから、安心して依頼できるはずです。
自分で運べる貴重品に関しても、梱包して運ぶことをお勧めします。
また、ダンボールに入れて運ぶ時などは、クッションを入れるなど、破損に対しても十分考慮しておきましょう。
また、業者を利用する場合は、その荷物を貴重品として伝えておくことで、運ぶ時に配慮してもらえます。
その他、預金通帳や印鑑など、本当に貴重なものは必ず自分で持ち運ぶようにしましょう。