引越し業者を決める前に、まずはしっかりと確認しておきたいことがあります。それは費用相場です。
時期や荷物、距離によって変化するので、しっかりと確認しておくことが必要となります。
また、準備できることに関しては、事前に済ませておくことが重要です。
引越し業者を決める前に!
引越しをする前に、費用相場を調べておくことは重要です。
なぜなら、大手や有名な会社であっても、決して安いということではないためです。
もちろん大手の方が安心ということも言えますし、実績も豊富なので対応力もあります。
しかし、価格で見てみると、地域密着型の小さな会社の方が安いこともあります。
その点を考えてみると、一概に大手だから良いということは言えないです。
まずは比較して、良く確認してから利用していくようにしましょう。
引越し業者を決める前にやってほしいことは、その業者について調べるということです。
日本には、全国各地に引越し関係の会社があり、その数も数えきれないほどあると言われています。
つまり、CMなどで良く見る大手企業の他にも数百以上の会社があると言って良いです。
それらを比較してみないと、本当に安いところに依頼するということは難しくなるでしょう。
もちろんすべてを比べる必要はありません。
利用する前にリストアップして、使いたいところを比べてみるだけでも効果的です。
当然、指標として大手企業も比較しておくのは効果的です。
費用相場を知るためには、実績豊富な会社を確認しておくと良いです。
もちろん、多くの会社は、それぞれの状況によって価格を決めているので、一概に高い会社が悪いということではありません。
シーズンや時期によっても異なりますからね。
とにかく比べてみると、そういった点が客観的に見られるようになるので、参考になることも多いはずです。
ある程度業者が決まったら、次に価格の詳細について聞いておきましょう。
どのような作業をすれば、どれくらいの費用が掛かるのかについて知っておけば、その時点である程度の相場がわかります。
逆に何も知らないと「それくらいかかるものなのか」と妙に納得してしまって、逆に高い状態のまま利用することになるかもしれません。
調べればわかるものなので、何も知らずに利用するということだけはやめましょう。
当然、それぞれの企業の口コミや評価もインターネット上に出ているので、そちらについても調べておくと良いです。
それぞれの意見というのは、大変参考になるはずです。
利用者の生の声というのは、実際に利用したからこそ聞けるものであって、その価値も高いです。
ただ、中には信用できないような情報をのせている口コミや評価もあるので、その点に関しては冷静な目で確認することが必要です。
とにかく、まずは使いたい業者をピックアップしてみましょう。
引越しの費用相場と目安
引越しの費用相場は、単身者と家族で大きく異なります。
一概に「これくらいかかる」ということは言えません。
荷物の量や移動する距離によっても異なるので、価格もそれによって大きく変わってきます。
相場としては、おおよそ単身者で5万円程度、家族で10万円程度を目安にすると良いかも知れません。
それと、根本的な考え方として、荷物が多くなれば当然作業員が必要となり、トラックも必要となります。
それが価格に大きく影響を与えるということも知っておきましょう。
基本的に費用相場としては、時期によっても大きくことなるので注意したいところです。
引越しする人が多くなる時期は、料金も高くなります。
特に春先などは新入学や就職・転職によって転居する人が多くなるので、業者も稼ぎ時です。
つまり、料金が高くなる傾向にあるので、十分注意することが必要ですね。
比べる場合は、繁忙期の相場と閑散期の相場を知っておくと、より具体的な目線で比べることができるはずです。
なお、会社によっても相場というのが異なるので、大手から中小まで比べてみましょう。
特に大手の場合は、価格を変動させるということができない場合が多いため、時期によっては固定されている場合もあります。
ただ、地域密着型の中小企業の場合は、スムーズに対応してくれることもあります。
一概に大手が良いということは言えず、こういった小さな会社なども参考にしてみるのが良いでしょう。
場合によっては、小さな会社を利用する方が安く済むかもしれません。
もちろん、それぞれのサービス内容によっても価格は変動します。
ピアノなどの大型荷物を運ぶ場合は、オプションで料金も高くなることがありますからね。
自分たちの荷物によっても左右される面を考えると、相場はより幅が出てくると言って良いでしょう。
まずは見積もりしてもらって、それに納得できるか納得できないかという判断基準を持ってみてはいかがでしょうか。
それによって、安くしてもらうかどうかも決めると良いです。
価格に納得できない場合は、とりあえず交渉してみるのも良いです。
価格が気に入らない場合は、素直に「なぜそこまで高くなるのか」というポイントを確認しておくと良いです。
業者はそれぞれ説明してくれるので、納得もできるはずです。
何も教えてくれない業者の場合は、避けておいた方が良いです。
基本的に価格の判断は、見積もりしてもらった段階で、よく確認しておくことが必要となります。
引越しの準備もはじめましょう
引越し前に準備を始めておくことは重要です。
費用相場を下げたいということであれば、必要のないものを処分したりすることも重要です。
そうすると荷物が軽くなるので、その分の費用もかからなくなります。
それでいて、リサイクルショップで買取りしてもらうと、予想以上に現金収入になるかもしれません。
新生活先で使わないと思ったものに関しては、処分を始めましょう。
もちろん、心を鬼にして捨てなくてはならないものを捨てることが重要です。
いつまでも残していたいものだけはとっておき、それ以外に関しては基本的に処分してしまうのが良いです。
「いつか使うだろう」と思っているものは、たいてい使いません。
むしろ引越し代が高くなりますし、それでいて新生活の邪魔になることも多くなります。
業者によっては処分をしてくれるところもあるので、そういった荷物に関しても相談しておくと良いかもしれません。
とにかく事前に「必要なもの」と「必要ないもの」を分けておくことが必要です。
ある程度引越し先に持っていくものが決まったら、荷造りをしましょう。
荷造りに関しては、業者にやってもらうということもできなくはないですが、基本的に自分で行う人が多いです。
その方が分かりやすいですし、何より安心ということもありますからね。
実際、多くの方が利用しているコースは、本人たちで荷造りするものが多いです。
荷造りさえ完璧に済ませて置けば、新居でもスムーズに暮らしをスタートできます。
荷造りのアドバイスとしては、とにかくわかりやすい状態にしておくことです。
ジャンルがバラバラなものを一つにまとめず、ジャンルごとに分けましょう。
本は本、雑貨は雑貨、インテリアはインテリアというように分けておくと、引越ししてからの配置にも困りません。
ダンボールなどを利用する場合は、ガムテープなどにそれぞれのジャンルやカテゴリを書いておくと便利です。
上手に使ってより快適な新生活をスタートしましょう。
また、準備としては手続き関連も済ませておくことが必要です。
引越しするということは、その分住所が変わるので、手続きしておかなくてはならないこともあります。
例えば郵便物の転送届けなどはやっておいた方が良いですし、その他ライフラインの手続きなどもしておいた方が良いです。
新居に行ってからではないとできないものもありますが、引越し前にできるものもあるので、よく確認しておくようにしましょう。
何かとドタバタして忘れてしまう方も多いですからね。