引越し時には、電気やガス、水道を利用するための手続きが必要となります。
それぞれ少し特徴が異なるので、間違わないようにすることが重要だと言えるでしょう。
ただ、どれも難しいことではないので、忘れないように連絡しておけば安心です。
電気の契約手続き
引越し時には、電気やガス、水道の解約手続きと契約手続きが必要となります。
それぞれしっかり行っておかなければ、新生活がスムーズにいきませんし、何より昔の住居にも迷惑をかけてしまうこととなります。
転居する場合は、しっかりと電気とガスと水道の解約と契約を行っておきましょう。
中でもライフラインとなる電気は、簡単なのでパパッと済ませてしまうのが良いかもしれませんね。
本当に簡単なので、その方法を紹介していきます。
まず、電気の場合は業者の立会いが必要となりません。
そのため、基本的にはブレーカーをオフにするだけで良いことがほとんどです。
ただし、転居する1週間以内に電力会社に連絡し、係員にメーターをチェックしてもらうことが必要となります。
引越し当日に、電力会社の係員がメーターをチェックしてくれるので、その点は特に問題もないでしょう。
なお、この時問題があれば、係員の方から指示があるので、その都度対応していくこととなります。
また、請求書は後日新居に送られてくるので、旧居に戻る必要はありません。
新居の住所を伝えておくことが必要となりますので、その点は間違わないように注意しておきましょう。
ただ、本人が行うものとしては、ブレーカーのオンとオフだけなので、何も難しいことはありません。
その中で、何かトラブルがある場合は、電力会社に電話やメールで問い合わせることが必要となります。
十分注意しましょう。
新居に入った場合も、ブレーカーをオンにすればすぐに利用できます。
万が一ブレーカーをオンにしても利用できないという場合は、電力会社にすぐに連絡しましょう。
そうすれば対応してくれるはずです。物件によってはそういったトラブルもあるかもしれないので、転居する場合は旧居と新居のブレーカーの状態を写真に撮っておくのもおすすめです。
そうすれば、万が一トラブルがあった時に照合しやすくなるので、解決も早くなります。
電力会社への申し込みを行う場合は、契約者の名前や旧住所、連絡先、利用者番号、引越し日時、新住所が必要となるので用意しておきましょう。
これに関しては、特別に利用手続きをする場合なので、基本的にはブレーカーをオンオフするだけで利用できます。
特に難しいことはないので、安心して利用しましょう。
もちろん何かわからないことがあれば、電力会社に相談してみることができます。
電話で連絡すると対応してくれるので、困ったことがあれば聞いてみましょう。
ガスの契約手続き
ガスの手続きをする場合は、業者の立会いが必要となります。
やはり危険物ということもあり、万が一のことがあれば問題となるので、業者も立ち会うことが決まっています。
元栓の開閉の時には、ガス業者に立ち会ってもらいましょう。
もちろん基本的に難しいことはないので、ただ立ち会ってもらうだけで良いです。
専門知識がないと扱えないものだからこそ、業者を利用することが必要となるのです。
これは他の電気や水道とは異なるので、間違わないようにしなければなりません。
立会いが必要なため、引越し当日の1週間前には旧居と新居のガス会社に連絡を入れておくことが必要となります。
立会いの要請をしなくてはならないので、この点が他に比べて面倒なポイントかもしれません。
ただ、必要なことなので、必ず行っておくようにしましょう。
「面倒だから良い」ということは通じないので、しっかりと転居する際には手続きしておきましょう。
時間としてもそこまでかかるものではないので、空いている時に済ませておくのがおすすめです。
ただ、連絡するのを引越し当日まで忘れている場合は、業者としても対応のしようがありません。
電気や水道とはことなり、ガスが使えない状態になることとなります。
業者の都合によって立会いが不可能なこともあるので、新居ですぐにガスが使えなくなることもあります。
何事も早めに行動しておくことが、引越しでは重要だと言えますね。
当然、忘れていたという場合は、仕方ない面もありますが、ガスが使えなくなることもあるので注意しましょう。
また、忘れていた場合は、旧居のガスを止めなくてはならないので、後日旧居での立会いが必要となる場合があります。
距離が近ければ良いですが、県外だとそう簡単には来られないという方もいるので、より面倒なことになってしまいます。
できれば早めに済ませておく方が安心です。
引越しをする時には、特にガスの契約に注意しておきましょう。
水道や電気などは、何とかなることが多いですが、ガスは違います。
引越しの場合、何かと忙しくて忘れてしまうことも多いです。
だからこそ、気付いた時には早めに連絡しておくことが必要となります。
「うっかり忘れていた」では通用しません。
当然、ガスが使えないと困ることになるのは当人なので、業者としても対応したいのは山々です。
しかし、忘れているとそもそも連絡自体が来ていないということになるので、業者の対応も遅れてしまいます。
くれぐれも忘れないようにすることが重要です。
水道の契約手続き
水道の契約手続きは、電気と同様に業者の立会いの必要はありません。
そのため、旧住所から退去する場合は元栓の場所を確認して開閉すれば、それだけで大丈夫です。
新住所でも元栓を開閉するだけで利用できるので、特に難しいことはないでしょう。
この点は電気と同様にライフラインとしてすぐに使えるようになっているので、安心して転居をして大丈夫だと言えます。
ただ、一つ注意してもらいたいこともあるので、その点も確認しておいてください。
水道の場合、利用する市域管轄の水道局に連絡をしておかなくてはなりません。
事前に連絡しておかないと、場合によっては利用できないこともあるかもしれません。
退去時に合わせて新居を管轄している水道局に連絡しておくとスムーズですね。
ただ、意外とこれについて忘れている方も多く、退去時に元栓を閉めて「これで良い」と思ってしまう方も多いです。
退去と新居の水道局への連絡はセットだと思っておいてください。
なお、退去時の連絡については、一軒家の場合は1週間前に連絡すれば大丈夫です。
何かとドタバタしていると思いますが、連絡は簡単ですし、すぐに話しも終わるので大丈夫です。
ただ、一つ注意してもらいたいのが、マンションやアパートなどの集合住宅で生活していた場合です。
この場合は、水道局ではなく管理会社に連絡することが必要となります。
引越しの旨を伝えて、対応してもらうようにしなくてはならないので注意しておきましょう。
また、水道局に連絡する場合は、利用者番号や個人情報の用意が必要となります。
新住所などは「まだ覚えていない」という方もいるので、メモを取っておくと便利です。
何かと転居する場合は、契約が必要となることも多いので、解約や契約時に情報が必要になることも頭に入れておくと良いです。
忘れてしまわないように、メモを財布の中やバッグの中に入れておくと、目につきやすいかもしれませんね。
当然、忘れてしまった場合は、利用できなくなる可能性もあるので気を付けて下さい。
また、新居も集合住宅だった場合、部屋番号などを間違ってしまうこともあります。
連絡する際には、自分たちの住宅の番号も良く確認しておくことが必要です。
後々トラブルになるのも面倒なので、連絡はしっかり行っておきましょう。
まとめると、まず退去する時は元栓を閉め、その後は新住所管轄の水道局に連絡しておくということです。
特に難しいことはないので、時間がある時に済ませておきましょう。