引越しではチェックリストがあればとても便利です。
見積もりに来てもらったときに焦ることもありませんし、持っていくものと廃棄するものの区別もつけやすいでしょう。
また、数多い手続きも管理しやすくなるというメリットがあります。
家具道具リストで見積もりがスムーズに
引越しすることを決めたら業者を選ぶ必要がありますし、自宅に来てもらって見積もりをしてもらわなくてはなりません。
見積もりをしないことには引っ越しにいくらかかるか分かりませんし、金額が確定しないと「いったいいくらかかるのだろう?」と不安な気持ちにもなってしまいますよね。
見積もりさえしておけば金額が確定しますし、お金を事前に準備することもできます。
しかし、引越しが初めてという方やあまり経験がないという方だといざ見積もりに来てもらっても伝えるべきことを忘れてしまうということが多々あります。
見積もり時にはどの家具や家電を運び、どれを置いていくということを順番にチェックしていきます。
業者側はそれをもとに料金を計算するわけですし、運び出すものと運ばないものとを明確に区別する必要があるのです。
しかし、引越しに慣れていない方だといざ見積もりの段階になると頭がパニックになってしまい、ほぼ間違いなくと言って良いほど漏れが出てきます。
後になって「あの机も持っていくんだった!」と思い出すことがほとんどですね。
こうなると見積金額に違いが生じてしまいますし、当日運ぶようにお願いしても対応しきれないこともあります。
業者は見積もり時に作ったリストを元にトラックや人員を手配していますから、急に荷物が増えたところでどうしようもないこともあるのです。
そんなことにならないよう、事前に家財道具のチェックリストを作っておくことをおススメします。
特に家族で引っ越しするというケースだと家財道具は相当な数に上ると思いますし、タンスだけでもいくつもあるというケースが多いです。
もれなく見積もりに含んでもらえるようにチェックリストを活用しましょう。
自宅にある家財道具を順番に書きだしていき、横にチェック項目用の四角いマスをつけておくだけでいいですから、誰でも作れます。
パソコンが使える方なら1時間もかからないでしょう。
タンスやドレッサー、ベッド、布団、机などの項目を書き出し、運ぶものにあらかじめチェックしておけば見積もりに訪問してもらったときにも慌てずに済みます。
見積もり時に伝えるべきことを伝えられないとさっきも言ったように業者にも迷惑をかけてしまいますし、当初の金額と違ってくることもあります。
段取り良くスムーズに引越しするためにも家財道具のチェックリストは作成しておきましょう。
ネット上では家財道具のチェックリストをダウンロードできるサイトもありますよ。
荷造りチェックリストで引っ越し後も安心
家財道具用のチェックリストを作っておけば見積もり時にバタバタすることもありませんし、伝え漏らすこともないでしょう。
また、引越したあとに運んだはずの荷物がない、ということになる可能性も低いです。
運んでもらうはずだった荷物がないという場合だと業者がトラックから降ろし忘れているか、荷物を出した家に忘れてきているかのどちらかです。
いずれにせよ、そうしたミスにもいち早く気づくことができますからチェックリストは大いに活用できます。
また、家財道具用だけでなく荷造り用も作っておくとなお便利ですよ。
荷造り用のチェックリストにはダンボールやガムテープ、ひも、軍手、マジックなど荷造りに必要な資材を書きだします。
荷造りするにしても資材が必要となりますが、引越し経験の少ない方だと何が必要かも分かりませんよね。
ダンボールとガムテープくらいは分かっていても、軍手やハサミ、マジックといったアイテムにまでは頭が回らないのではないでしょうか。
ダンボールは意外と手を切りやすいですから必ず軍手が必要ですし、マジックはダンボールに何が入っているかを記載するために必要となります。
ハサミは紐を切ったりするときにも使えますから持っておいて損はないでしょう。
荷造りするときには意外にもたくさんの資材、道具が必要となります。
組み立て式のベッドをばらすのなら工具も必要となりますし、片付けた後の掃除をするのにほうきや塵取りも必要となります。
食器を包むための新聞紙や箱の隙間を埋めるための緩衝剤なども必要ですよね。
これらをその都度思い出していては効率が悪いですし、最初にそろえておくと荷造りもスムーズに進みます。
たいていの品はホームセンターなどで購入できますが、買い物に行ったものの忘れ物だらけでは二度手間、三度手間になってしまいます。
チェックリストがあればそれを見て確認しながら買物できますから安心ですよ。
引っ越しはとにかく段取りが大切ですし、スムーズに進めようと思ったらなおさら段取り良くしなくてはなりません。
足りない梱包用品を買うために何度もホームセンターへ行ったり来たりしているようではとてもスムーズな引越し準備とは言えないでしょう。
その分ガソリンも消費するわけですし、貴重な時間も失われていきます。
チェックリストは作成するのも簡単ですし、梱包資材用のチェックリストがダウンロードできるサイトもあります。
ぜひ今後の引越し作業に活かしてください。
住所変更のための手続きリスト
新しい住居に引越しするということは当然住所が変わるということです。
ということは住所の変更手続きをしなくてはいけないということになりますよね。
転出届や転入届などがそれに該当しますが、実際にはこれらの手続き以外にも実に数多くの諸手続きが存在します。
国民保険や年金、住民票、印鑑登録なども届出が新たに必要となりますし、忘れてしまうと後々面倒なことになり兼ねません。
転出届や転入届は提出する期間や期限も決められていますから、忘れないように手続きする必要があります。
引越しに伴う手続きはほかにもたくさんあります。有名なところだと電気やガス、水道が挙げられますし、インターネット関連の手続き変更も必要となりますよね。
情報社会と言われる現代では多くの方がインターネットを利用していますし、手続きしないと新居でネットが使えないという悲惨な状況に陥ってしまうでしょう。
また、銀行やクレジットカードなども住所が変わったらそれを届出する必要がありますが、これらは重要性が低いと判断する方が多いため後回しにした結果忘れてしまうという方も多いです。
忘れないように手続きしましょう。
忘れないようにしようと思っていてもつい忘れてしまうからこそ人間なのですよね。
忘れるはずがない、と思っていても実際にはすっかり忘れてしまうということは多々あります。
重要度の低い手続きや届出ならともかく、生活に影響を与えるような届出に関しては絶対に忘れるわけにはいきません。
そこでチェックリストの登場です。
必要となる手続きをすべて書き出し、チェック項目を作っておけば一つずつ確認することができるため忘れることはないでしょう。
手続きが終わったものからチェックしておけば安心ですし、これなら忘れるということはありません。
実際に手続きを始めると意外に多いことに気づきますから、十中八九多くの方が何かしらの手続きを忘れてしまいがちです。
そんなことにならないようチェックリストを活用しましょう。
チェック項目用紙があれば何かと便利ですし、うっかり忘れるということも防ぐことができます。
パソコンをある程度操作できるという方なら作成するのにも時間はかかりませんし、短時間で完成させることができるでしょう。
また、インターネット上で探してみると便利なチェックリストをダウンロードできるウェブサイトもありますから、そのようなサイトからダウンロードして利用するのも良いかもしれません。